アメリカ金利上昇から始まった世界的暴落から1ヶ月経ちましたが
皆様どうお過ごしでしょうか?僕は元気です。(虚勢)
いやあ、キツイですよね。こういうキツイ時はどうしているかって?それは「気絶」するだけ。いわゆる気絶投資法というやつです。どんなに含み益が消え、含み損だらけになっていっても、その事実を直接確認しなければ「それ」は自分によって「観測」されないわけであり、観測しなければそれによって精神的ダメージを負うことも無いのだから。
投資を継続するにあたり、最も重要だと自分が位置づけているのがこの精神のダメージコントロールなのだけど、これを最もお手軽に実行する方法が気絶投資法。もちろん、完全な気絶ではなく
優待の廃止 or 許容できないレベルの改悪
が行われれば即時売却しなければならないルールなので優待ニュースだけは週一のチェックを継続していますが、毎日売買ツールを立ち上げて全ての保有銘柄の価格チェックをするなんてことはしないので気も手間も楽なものです。
自分の本性としては圧倒的に怠惰であり、精神的な強さも皆無であることからこの様なだらしない運用しか出来ないわけだけど、投資の世界ではとにかく長く市場に居続けてる人が偉い!
※退場理由としては…、信用取引で資産がマイナスになった!とか、精神的ダメージで株恐怖症になった!というのがメジャー。
という評価軸もあるのでこれはこれで良いものなのかと思われます。
で、この暴落期間中に何をしていたかと言うと…
・毎月のルーチンワークである楽天のアメリカ株インデックス投信の積み立て
・優待新設 or 条件変更、した株の購入
・売却したのは一つも無し!(アホールド継続)
いつもと変わらないじゃないか!(褒め言葉)
そう、このいつもと変わらないのがいいんです。暴落時でも涼しい顔(大嘘)をして買える。成功した長期投資家達はみんなやっていることだけど、ついに自分もこれができる様になったと感心していますよ。ただ、優待株に変わって主力化する予定だった日本の配当株の買い増しは当分出来そうにないね…、というか手持ちのも減らしたい。やっぱ配当株とは相性悪いですわ。
それと、アホールド継続に特に決断力を消耗しなかったのは去年の後半から自分が設定した唯一の利確条件である
分割しても優待基準がそのままで、(税金で20%取られることを考慮して)買値の2.5倍になった。(NISAなら2倍でOK。)
銘柄が結構出てくれたことが大きい。こういう取得コストゼロ株をそこそこ持っていると暴落時でも心の支えになります。まさに恩株。
現在の市場環境としてはチャート的にはダブルボトムを付けて小康状態?とりあえず日経平均が終値では21000円を維持してくれたことは多少の安心感はあった。しかし、アメリカの関税問題や朝鮮半島情勢等、荒れる要素だらけだし、もちろんブラックスワンも出てくるだろうからリスクオンには程遠いですねえ…。
まあ、こんな時は届いた優待品でも眺めながらまったりするしかない。そろそろ12月権利物が届き始めているのでそれの開封作業を楽しむことにしますよ。優待厨達の最大のお祭りである3月権利日も迫ってきていることだし、ここは初心に戻って優待株というものを見つめなおしてみます。