日本水産(1332) 3月 17年 500株x2
水産と冷凍食品の大手。こういう大手食品会社なら当然自社製品を優待に設定してると思いきや2017年に優待を新設。現在の優待ブームにようやく便乗する気になったようだ。
もちろん自分は優待新設の次の日に即購入。優待効果で前日から相当値上がっていたが、こういう時に恐れることなくジャンピングキャッチできるあたり優待厨としての成長を感じた。まあ、(大企業だし2倍ナンピンも可能だからリスクコントロール面でも)多少はね?
優待品はお馴染みの市販されている食品と通販専用(?)
※置いてあるとすれば薬局だろうが見たことが無い。しっかり探せば見付かるのだろうか?
な健康補助食品の2択。
こちらの食品は見た目通りの味。クッキー☆、については好きじゃないので消化に手間取りそうだが缶詰と瓶詰系は普段の食事で問題なく消化できる。
問題はこちらの健康補助食品。軽い気持ちで1本飲んでみたら地獄を見た。最初は普通の乳酸系飲料っぽい味なのだがすぐに強烈な後味の悪さが襲ってくる。その味の詳細はなんとも形容し難いのだがとにかく食品として認識し難い異様なもの。脳が拒絶してくる感覚というか…。追い討ちをかけるようにこの後味、飲後30分は持続しその間に食べた物の味覚を狂わせる。なので食後に飲むのが良いのだが勿論この不味さでどんなおいしい食事であっても台無しにする。…飲むなら食間しかないか。
尼レビューを読む限り効能はかなりあるようだ。しかしこの味ではとても軽い気持ちで飲み続けることはできない。いよいよもって体内環境が追い詰められた人向けの薬だろう。
この通常食品とイマークSの2択、選択するハガキがくるのだが返信しないと勝手にイマークSにされてしまうので注意。優待厨であればハガキの出し忘れなどありえないが一応。
優待株になったのは17年の3月からなのでまったく優待株的なチャートにはなっていない。今後はどうなるか…。
5年チャートで見ると右肩上がりの良株に思えるが
30年チャートだと1990年のバブル絶頂期を天井としてしまっている典型的なダメ日本株。リーマン前も回復できていないあたりが更にダメっぽさを増幅させる。こんな会社、長期で持ってはダメだよな(自戒)。
ナンピン適性…3
500株→1000株
2倍ナンピンのみで増加率もイマイチだが一応可能なのでそれなりに評価。
優待品の質…3(通常の食品)or 1(イマークS)
通常の食品の方についても利回りが極端に良いわけではないのでこの程度。他に欲しい物がある状態なら優先して取る程ではない。
イマークSについては…。ガチでやべーやつです。これまで優待で散々怪しい健康食品を摂取してきたがこのレベルの物は初めて。飲み手の味覚を一切考慮しないと健康食品ってこうなってしまうんだなあ、ということだけは勉強できましたが…。
優待の継続性…4
自社商品とはいえ今回が1年目なのでこれまでの信頼が無い。食品会社というもっとも優待を出しやすい業種なのにこれまで出さなかったのもなんか不安。そしてイマークSという激マズドリンクをラインナップに入れてしまったセンスに大不安。
優待が届く時期も最速で応募ハガキを返信しても9月に入ってから届くという異常な遅さなのも株主軽視っぽくて嫌だ。
1単元のコスト…3
30万程度なら買いやすい。
総利回り…2
優待分額面計算でも500株で2.3%程度と低い。利回り重視なら買う価値無し。
総合的なおすすめ度…2
・総利回りが低過ぎる
・チャートが典型的ダメ日本企業
そして…
・イマークSという極悪な罠
があるので薦めることはできない。あらかた有用な銘柄を集め終えた優待コレクターが戯れで持っているだけの銘柄、としか言えない。
1名義分、売っておこうかなぁ…?