白と緑が好き

トロフィーをメインにフィギュア、アニメ、資産運用も少々なブログ

(PS4)不思議の幻想郷 TOD RELOADED -15 感想

同じジャンルのオメガラビリンスの感想と比較しながら読むと面白いかもしれない。(宣伝)

それとローグライクというジャンルに関してはもうお腹いっぱい。今後は10年はプレイしなくてもいいかな。よってオメガラビリンスZについては完全スルーとなりました。

 

シナリオ

タワーオブデザイア編…きんのたまおじさんネタ

文編…爆発オチ

布都編…凄くくだらない理由で試練を課せられる本編の前日譚

魔理沙編…仲間と力を合わせて事件を解決する王道進行

早苗編…自らの未熟さを認め成長する王道進行

エンドオブデザイア編…茶番

はじまりの試練…上記のお話はすべて劇中劇でした、と台無しネタばらし

 

まともなのが魔理沙編と早苗編しかないんですがそれは…。そのまともなのもはじまりの試練EDでなかったことにされるのでイイハナシダナー、感も最終的に吹き飛ぶ。あーもう滅茶苦茶だよ。(呆れ)

東方という原作からして終わらせる気がまったく無い作品なのでこんなオチの無い展開になるのは仕方が無い気もするが、最低限の完結感は取り繕ってくれないものか?他の東方同人ゲーもこんな感じのオチなしヤマなしイミなし仕様なんですかね?

 

BGM

素晴らしい。

原曲アレンジについては評価は高いが癖の強い原曲を癖を抑えたアレンジに仕上げているので原曲が好きになれなかった自分でも問題なく盛り上がれた。

オリジナル曲については…、ボーカル無し曲については良いのだけれどボーカル有り曲が微妙。ボス戦で流れるのは仕方ないとしても単に深層だからといって流れるのはなんか違う気もするし、シリアス系の曲調なので投げっぱなしシナリオ、パロ要素だらけ、のとてもじゃないがシリアス性の薄いこのゲームには似合わない曲だと思う。とにかく浮いているのです。

 

【バレリポ】MIRACLE STRANGER - YouTube

それとこの曲、原作アレンジとはいえイントロが完全アウトでしょう?

SRW Z: Black Stranger (Extended) - YouTube

スパロボシリーズにガチパクリを敢行するのは…、やめようね!

この「MIRACLE STRANGER」という曲、単体では良い曲なんだけどイントロと曲名がアウト過ぎて表に出せない難儀な曲になっている。もったいないなあ…。

この曲みたいにガチパクリした曲は他には無い(ほんとぉ?)が、スパロボリスペクトを感じられる曲は他にも少しあった。なのでスパロボ曲好きにとっては嬉しい。が、なんでこんなにスパロボっぽくするのか?と疑問に思っていたら製作元のアクアスタイルってかつてスパロボのパロディ映像作品であるマリグナントバリエーションを出していたところじゃないか!このシリーズ、最終的には版元から抗議されて消滅したけどこんなところでその遺伝子は生きていたんですねえ。

色々とアウトな要素はあるにせよ、クオリティは高い物なので今となっては限定版付属のサントラを入手出来なかったことを悔やむ。早苗タペストリーと合わせて相当な出費になるがこれは抑えておくべきだったよ…。

 

テンポ

事あるごとに待たされたオメガラビリンスと違いサクサク進行する。更にゲームスピードを増加する機能まであるので快適性では比較にならない。まあ、増加させ過ぎると操作ミスが多発して危険なのであまり使える機能ではないのだがデフォ速度でも十分速いので大丈夫。

問題なのは拠点での施設が一箇所に集まっておらず、倉庫のある博麗神社とカッパーマインのある妖怪の里を往復する手間がかかることぐらいか。これが一箇所で済ませれたらテンポに関しては無敵なんだけどなあ。

 

アイテム数

多過ぎて管理不能状態。持ち込み可能ダンジョンをメインとする装備育成ゲーとしてならまだなんとかなる量だが、この仕様を持ち込み不可ダンジョンに当てはめるのは非常に歪。どのダンジョンにどのアイテムが出るのか事前にわからないので装備育成計画を立てられないのは困る。練成で落ちていない装備を無理矢理作ることも出来るが、落ちている素材だけならまだしも落ちておらず分解時に確率で入手できる素材までが必要とされてしまう装備だとその練成難易度は危険な領域に達してしまう。そこまで把握してこそ上級者、ということなのだろうがとてもじゃないがその領域までは達しませんでしたよ…。

東方という大量のキャラが登場する原作なのでそのキャラにまつわるアイテムを全て登場させたいのは理解できる。しかし、ゲームとしての適正ボリュームの方を重視して切れる所は切って軽量化して欲しかった。やはり、初代シレン程度がベストボリュームなんだなって実感しました。

 

調合と練成

上記の膨大すぎるアイテムの殆どは調合と練成で作成することが可能、なのでレシピの数も凄いことに。とはいえこの膨大なレシピを埋める、なんてトロフィーはないので安心。

なお、無印verではあった模様。(戦慄)

 

f:id:ReSophi:20171128071316p:plain

f:id:ReSophi:20171128071325p:plain

案の定、プラチナに次ぐ取得率の低さで最難関トロフィーになっている。PSNPの取得率で6%以下ってこれ相当やぞ?

 

f:id:ReSophi:20171128071501p:plain

TOD RELOADEDの方のプラチナが9.44%なのだからその厳しさは推して知るべし。

 

調合と練成で最悪なのが未鑑定ダンジョンにおいてレシピがリセットされて作り直しになる点。せっかくコツコツと膨大なレシピを埋めていっても未鑑定ダンジョンでは自分自身の暗記力で勝負してね!というのは辛過ぎる。50層程度の長さなら特に調合と練成を活用しなくても勢いでなんとかなるが99層以上の長丁場ダンジョンともなるとそうもいかず、ひたすらwikiを検索しつつのプレイになる。そりゃそれだけプレイしていれば重要な物は嫌でも覚えますが、重要度の低いものは無理なので検索ゲーという新ジャンルが生まれた。いやーきついっす。

 

装備融合

装備合成より上位の装備を作るために必要なのだがかなりわかりにくい。同名の装備を融合させないと融合時の能力の伸びが少なくなるのは一応仕様として納得できるので置いておいても、デフォでもっている固有印は融合時に毎回削除しないと固有印が増える分だけにとポを損をし、なおかつタイトル画面に戻って再ロードしないと次の装備レベルアップ時まで固有印が消えたままというのは面倒なだけなのでやめてほしい。ベース装備の固有印は絶対に動かせないのでにとポ増加分の適応外、では駄目なのか?

 

ダンジョンボリューム

デカ盛り。最初のダンジョンからして40層で、その後も50層は当たり前に出てくるし、終盤には99層以上(最大で150層!)持ち込み不可がトロフィーコンプの前に立ちはだかる。トロフィーには関係無いとはいえ1000層の松風水月も150層程度までは進めないと装備強化が追いつかないので無視はできない。松風水月を超えるやり込み要素の挑戦と鍛錬?なんのこったよ。(すっとぼけ)

とにかく大量なのだが、ゲームデザイン上、雑魚は弱くボスで足切り、というデザインなのでボスに辿り着くまではかなり退屈。雑魚戦での強化が重要なのだが、緊張感が無いのも確かなのでこうも長いと退屈なのは否めない。ひたすら作業です。

とはいえオメガラビリンスみたいな特定のストレスフルなダンジョンを10回クリアしろ!なんてのはなくクリアしたらどんどん先に行けるのでその点ではストレスは無い。ですがやはり水増し感はありますねえ。

 

トロフィー難易度

このゲームの潜在やり込み量から相当軽量化されているトロフィー仕様。もし、本気でこのゲームをやり込まないとコンプ不可にするなら

・レシピ全埋め

・挑戦と鍛錬を含む全ダンジョンクリア

・特定のダンジョンでセーブ不能に仕様変更してクリア

なんてのが考えられると思う。

「特定のダンジョンでセーブ不能に仕様変更してクリア」というのは99層持ち込み不可ダンジョンを初代シレン仕様に変更してみるというもの。PS4もVITAもスリープ機能があるのでハード的にできないわけではないので個人的にはやってほしかったかも。こういうトロフィー仕様なら技術的にも賞賛されるゲームになったと思うんだけどね。現状では作業と知識に特化したゲームなので技術重視な人からの賞賛は受けれないのが悲しい。

なお、「レシピ全埋め」「挑戦と鍛錬を含む全ダンジョンクリア」までやらせるとなるとSO4のアーツ100%以外取得、ぐらいの作業量になるかと思う。これでも十分やばい奴なので現在の手加減仕様に感謝。

 

総評

東方のキャラと世界観の入門用としては最高だがローグライクの最高傑作!というのは言い過ぎ。良くも悪くも原作ありきの同人ゲーです。あまり期待し過ぎないように。

とも断言できなかったり。なにせトロフィーコンプしただけで最後までやり込んだわけではないから。もしかしたら挑戦と鍛錬の最後まで行った様な人なら違う感想を持てるのかもしれない。しかし、トロフィーも無いのにあそこまでプレイするなんて相当な信者になるのでその意見も一般的とは言いがたいような…。

キャラについては霊夢が嫌過ぎたり、シナリオについては最後にすべて無かった事にされたり、ボリュームについては水増しが酷かったり、システム上無限ロードで緊張感がでなかったり、と色々不満はあります。

しかし、早苗を筆頭に好きなキャラを沢山知れたし、BGMも素晴らしい。なにより東方入門という最も重要な目的は果たせたのでまあ良しとします。よってギリギリ良ゲーの範囲内でした。