MS-Japan(6539) 3月・9月 700株、400株
一見、マイクロソフトの日本法人?に誤認してしまう社名だが本家マイクロソフトとは何の関係も無い人材派遣の会社。人材派遣と言うと低所得者層からの搾取とかイメージ最悪な気がするが、ここは士業専門で高所得者層専門なのでそういうのとは無関係、らしい…。
優待内容は今年から(?)始まり多く(でもないか…)の企業で採用されているプレミアム優待倶楽部。この会社は今年優待を新設し、9月権利日が初の優待となりまだ品物は届いていないのだが、他の会社で既に利用したことがあるのでその感想でも。利用したことのある会社は
ハウスドゥ (3457)
フォーカスシステムズ (4662)
オイレス工業 (6282)
ティラド (7236)
の、4社です。
結論としては5000ポイント以上なら満足できる物が選べて、3000ポイントが最低ライン。それ以下で交換できるものはイマイチなものばかり、という印象。ティラドの5000ポイントで交換できた桃は本当においしかったんですよ?しかし1500ポイントx2しかポイントを取得できなかったフォーカスシステムズのは選択肢がガッカリ過ぎて失望しました。ハウスドゥみたいに汎用性抜群のクオカードを選べるところもあるけど、500円カードを一枚しか選べないので結局は高ポイントを取得しないとガッカリ選択肢から逃れることはできない。とにかく5000ポイント、その壁を突破しましょう。
では、MS-Japanのポイント取得仕様はどうなっているかというと
最低単元でも半年に4000、繰り越せば8000まで貯められる。これなら質のいい品物をを選べるのでは?まあ、その最低単元が高いので結局お手軽さはないのですが。
株価、先週上離れましたね…。上離れの典型的な動きを事前にしていたのでテクニカル分析が出来る人なら安心して買えてた筈です。自分も買い増ししましたし。(後講釈)
今後の予定として立会外分売からの株主数増加で東証一部への昇格、そして株式分割
※現在の優待最低単元が200株からというのは思いっきり怪しいんですよねえ…。
で更に上昇予定。これもう下がる要素ねえな?(総楽観)
ナンピン適性…4
プレミアム優待倶楽部なので制度的には満点としたいがいかんせん1単元が高くて厳しい。ここは株式分割で敷居を下げて欲しいところ。
優待品の質…3
高ポイントなら4、低ポイントなら2、といった感じ。とにかく高ポイントにしないとゴミしか選べないぞ。今後株式分割で更に下のランクが新設されても低ポイントしか取得できないのであれば魅力は薄い。
優待の継続性…?
企業の活動内容と無関係な優待の代名詞であるクオカード系は廃止上等の世界だし、ギフト業者に委託してのギフト系も似たようなもの。なのでこれも同等の継続性だと思うのが妥当に思える。しかし、優待厨達の株価保持力を評価するのならば簡単には廃止できない筈。そこはマザーズ企業なのに優待を新設するという英断を下した企業なら理解してくれていると思いたい。
1単元のコスト…2
現在90万以上!重い!
総利回り…2
来期の配当を40円、基準株価を11/2の終値4485円で計算すると0.82%。
優待分を額面通りとすると最も利回りが低い200株で0.82%、最も高くなる700株で1.5%。
※2000株以上は変態であり現実的ではないので優待厨目線からは除外します。
合計すると1.64%~2.32%。最大利回りの700株であっても低いのだけれどグロース株としてなら高く感じるかもしれない、不思議な株。
総合的なおすすめ度…4
一応、4としたがこんな分析にもなっていない記事なんて読んでいないで真面目に分析している人の記事を読んで決めてください。
なぜ、この銘柄に重めのポジションを持ってしまったかと言うとこの人の記事の影響が大きい。この記事を読むまではとりあえず優待新設されたから買っておこう、でも利回り低いし最低単元でも重いから200株で1名義にしておこう、そんな感じだった。しかしこの記事を読んだら妙にこの銘柄が気になってしまって700株&400株まで買い増してしまった。そんな説得力のある記事なので見とけよ見とけよー。
筆者のkenmoさんみたいなガチの銘柄分析ができる人ならこういう本物の成長株を発掘できるんだなー、と感服中。自分はそういう能力は無いのでランダムウォーク理論に逃げてます。それプラス桐谷理論ですかね…。インデックス投信と優待銘柄のコレクター買い、これぐらいしかできないです。