白と緑が好き

トロフィーをメインにフィギュアとアニメも少々なブログ

アジュバンコスメジャパン (4929) 3月 17年 100株

スキンケアとヘアケア商品の会社。化粧品もあるけどおまけレベルの品揃え。化粧で隠すよりも元を改善する、そんな意思を感じます。

 

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シャンプーとトリートメントが届く。梱包している箱はデザイン優先の変な形をした箱。結構コストがかかっていそうなので嫌なのだが美容系の会社としてはそういう所にもこだわりたいものなのだろうか?

肝心のシャンプーとトリートメントの性能だが凄く良い。市販のヘアケア重視の物は匂いがキツイものばかりで嗅覚過敏な自分にとっては自身で使うのはもちろん、他人が使った風呂場にもしっかり換気した後でないと匂いで頭痛が起きる程度には困っていたのだがこれなら何の問題も無い。非常に気に入ったので今後はこれを使っていきたい。

とはいえ常用するには価格が問題。シャンプー300mlが2200円(詰め替え700mlが4600円)、トリートメントが250mlで2900円(詰め替え700mlが6800円)、なので厳しい。しかも一般販売どころか公式ネット通販すらなく、購入するには正規取り扱い店でカウンセリングを受けた後

※株主に一方的に送りつけるのはアリなんですかね?

にしか売ってやらん!という姿勢なので面倒。一応amazonで正規品の横流し品が買えるけど別に安くないし、会社としてもそういう所から買うな!とわざわざ株主向けカタログに記載までしているのでこっちで買うのもね…。と、面倒なわけですが今使っているのが無くなりかけたら店舗の方に行ってみようかな。

 

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上場が12年12月なのでIPOで買った人大勝利の右肩上がりチャートといえる。とはいえ14年1月からはレンジ相場となっているので厳密には右肩上がりとは言えない様な…。

指標的には優待株としてはおとなしめな方。バリュー株原理主義者でもなければ優待用として100株置いておくには最適な銘柄。

 

ナンピン適性…2

100株→1000株

10倍ナンピンしかできないのに優待品価格は5000円→10000円にしかならないのが辛い。しかし10万以下の銘柄なのでナンピンなんて考えずに優待廃止されるまで放置すればいいだけな気もする。

 

優待品の質…4

質には満足しているがヘアケア商品という個人差が大きすぎる系統なので無責任におすすめできるものではない。

 

優待の継続性…5

自社製品なので問題なし。

 

1単元のコスト…5

今となっては貴重な10万円以下銘柄。ポートフォリオの賑やかしに是非どうぞ。

 

総利回り…5

100株で7.76%、1000株でも3.57%。

100株時の優待利回りが凄まじいが配当も十分あるのが素晴らしい。優待品は価格統制されているので自社製品ではないカタログ系の優待みたいに実質50%程度だな(涙)、とはならず100%そのまま受け取れるのが良い。

とはいえこの届いた2品に5000円の価値は本当にあるのか?というのは極めて個人差がでる話ですが。自分はあると思いますがね。

 

総合的なおすすめ度…5

この会社の閉鎖的な販売方針や競争過多なスキンケアとヘアケア業界という成長性への不安要素はあるが、そんなものを吹き飛ばす優待品の質と総利回りで買うしかない銘柄。なのでみんな買おう!うちは既に最大名義数である3名義分買いましたので!これなら来年は3倍届くよ!やったぜ。

 

え、なにこのクッソ買い煽りポジショントークな記事は…。

AFC-HD アムスライフサイエンス(2927) 2月・8月 17年 500株x2

一般的な知名度は皆無だけど優待株をやっている人なら誰でも知っている、そんな会社。

サプリメント、化粧品、野菜ジュース、等の製造をしているがこの社名の付いた商品を店頭で見かけることはまずない。もっともあったとしても一般的な知名度が皆無な会社の商品をわざわざ選ぶ人など殆どいないだろうが。裏方に徹している会社の模様。

 

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カタログはこちらから

株主優待カタログ|健康食品・サプリメントの受託製造(OEM)メーカー AMS

 

自社商品カタログから金額分を選べるタイプで選択の自由度は極めて高い。今回は

・新バージョンにリニューアルで処分価格となった旧野菜ジュース

・母の要望でDHA

・冬場の冷え対策に生姜サプリ

としてみた。…届いてから気付いたが生姜サプリ、冬場の冷え対策なら8月権利分で貰えばよかったじゃないか。これから夏なのに使い道ないよ…。それ以前に薬の副作用による冷えに効くのか疑問。

野菜ジュースは非常においしいかった。いわゆる高級スーパー、デパート、通販限定、等でしか手に入らない高級ジュースを思いっきり飲めるというのは実に爽快。こんなの自腹

※優待もリスクは取っているのだから自腹なんだよなあ…。

だったらチビチビとしか飲めないし、それ以前に買えない。次の権利日では処分価格とはなっていないだろうけどまた頼みたくなるおいしさでした。

 

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業績なんて関係ねぇ!優待株人口が増えたから値上がっているんだ!…そんな感じのチャート。権利日付近での出来高激増と権利落ちの激しさからこれぞ優待株の王道を往く銘柄。

この会社の成長性?知らん!優待が貰えればそれでいい!

…多分そんな邪道投資家しかいない銘柄だと思われます。

そんな邪道銘柄なのに指標的にはおとなしめなのが謎。こんなのPER100倍超えでもおかしくない雰囲気なんですが意外と健全。つまりまだ値上がり余地はあるってことだな!(買い煽り)

 

ナンピン適性…3

(100株)→500株→1000株

一応100株から優待はあるが金券ではなく割引券なので実質500株から。

2倍ナンピンのみとなるが大半の優待利回りと違い最低単元時の500株よりも1000株の時の方が利回りが上がるという特性を持つので最初から1000株で行きたくなってしまう誘惑性能を持っている。慎重な投資家であれば1000株は我慢してまずは500株で様子を見るのが正解。優待品の量が物足りなければ家族名義での買い増しでカバーしましょう。

なお自分は優待品の質に満足してしまったので1名義分は1000株まで買い増ししてしまった模様(自爆)。自分からナンピン余地を潰していくのか…(困惑)。

 

優待品の質…5

量も質も自由度も大満足。

 

優待の継続性…5

自社製品なので問題なし。赤字になったら無配の方が先に来るタイプ。

…赤字、来そうな雰囲気はありますけどね。そうなったら優待減額かな?万が一割引券のみとなったら即損切しますがそれは会社の方も理解しているだろうし、そうなったら倒産間近ということなんだろうな…。

 

1単元のコスト…3

40万程度ならまあ普通。

 

総利回り…5

500株でも5.96%、1000株なら驚愕の8.33%!

優待株の鑑といった感じで素晴らしい。

 

総合的なおすすめ度…4

圧倒的な総利回りと優待品の質で最高評価を与えたい所だが、会社の成長性という投資における本来ならば最も重要な所に不安があるので4、とします。

 

この銘柄紹介記事でようやくおすすめできる銘柄となったわけだけど、基本的に邪道な銘柄なのでこれを買ってしまった時点であなたも邪道投資家になってしまったことを受け入れなければならないことは理解して頂きたい。

そもそも日本株自体が邪道なんですけどね。王道を往く投資家はアメリカ株しか買わないってそれ一番言われてるゾ。

エステー(4951) 3月・9月 17年 1000株  

日用品メーカー。ここと競合する製品を作っている会社というとアース製薬(4985)、小林製薬(4967)、等もあるが会社の製品情報を見たり、優待品が届いたりすると微妙に事業領域が違うんだな、というのがわかる。とはいえ店頭で目立つ場所に置かれている消臭剤が思いっきり競合しているのでどれも似たような会社だな、と思い込んでしまうのも仕方ないことだが。

 

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これは1000株の状態での優待。昔は100株しか持っていなかったので内容にショボさを感じていたが流石に1000株となると充実感がある。

とはいえ匂いを消すタイプではなくより強い匂いで書き換えるタイプの消臭剤は体質的にグリーンハーブ系?のでないと気持ち悪くなってしまうので右上の2つの消臭剤は自分では使えない。まあ誰かが使ってくれるでしょ。

 

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16年の秋頃からレンジを突破して狂い上げていますね…。エステー株というと1000円未満が定位置だと思っていたのにこれはいったい…。

指標の方も株価3桁時代はこれぞ放置バリュー株!といった感じのおとなしい数字だったが今では立派な優待プレミアムでかさ上げされた割高株になっちゃって…。とはいえこれでも優待株としては割高感は低い方なのがこのジャンルの恐ろしいところですが。

エステーというと株主の声がいっぱい載っている気合の入った株主通信も楽しみなんだけどその株主の声欄には常に株価に対する不満があった。しかしこの狂い上げによって誰もが含み益状態になってしまったのかそんな声は今期の株主通信からは一掃された、…筈なのにまだ株価について不満をぶちまけている人がいる。

私の買値より程遠いので上昇を願う。

こんなに上がっているのにそういうこと言うとかどんだけ高値で買っているんすんかwww、と草不可避だったが

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あっ(察し)、ふーん(同情)。

ま、まあ、3500円超え目指して頑張りましょう。

 

ナンピン適性…2

100株(年1回)→1000株(内容強化、年2回)。

10倍ナンピンしかできないのはきつい。

 

優待品の質…4

消臭剤は生活必需品?なのか怪しい判定だが日用品なので人を選ぶ品ではない。

量的にはそれ程満足感は無いが新製品の試用と割り切るならそれなりに満足。

 

優待の継続性…5

自社製品なので問題なし。赤字になったら無配の方が先に来るタイプ。

 

1単元のコスト…4

チャート的には超高値圏だが1単元が20万前半というのは十分買えるレベル。

 

総利回り…2

株価の上昇に増配、優待改善がまったく追いついていない。株価3桁時代は非常に優秀だったのだが。

 

総合的なおすすめ度…2

株価上昇により総利回りが非常に低くなっているので配当目的では買う価値はまったくない。しかし1単元の価格自体はそうたいしたものではないので100株で打診買いしておいて株価が半減したら1000株に10倍ナンピン、というのもアリと。

…そこまでして応援するほどの会社か?と聞かれれば困る話ですが。

 

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優待?の内に入るのか不明だが抽選でミュージカルのチケットが当たったりする隠れ優待もある。こういうのが好きな文化的な人は応募してみてはいかがでしょうか?

歌と踊りと演劇が嫌いな生粋の陰キャラである自分には完全に無価値でありますのでこんな物のメインスポンサーになる余裕があるならもっと即物的な物であるHYK

※配当金!優待品!自社株買い!

で還元していただきたいのですが、その様な反社会的言動を行うとただでさえ低い社会適性度が更に低下しますので心に留めておくことにします(内心の自由)。

かどや製油(2612)3月 17年 100株

その名の通りの製油専門会社であり、更に胡麻油専門な会社。

この会社との出会いはアベノミクス初期、まだ自分が株を始めたばかりの頃

※12年10月に母から管理を引き継ぎました。衆院解散した1ヶ月前に始めるとか凄いタイミングだ…。

に胡麻油用に1単元持っておくか、程度の考えで買っておいたのが始まり。当時は多くの株の本で書かれていた様に優待株投資など投資の邪道と思い込んでいたので優待株など僅かに買っただけだったが、その内の一つがこれ。

 

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http://www.kadoya.com/company/complimentary/tabid/134/Default.aspx

会社の優待紹介ページで優待内容は画像付きで紹介されているが現時点では去年の物かな?黒胡麻プリンが含まれていない。あと、今年だけなのかこれからもコラボするのか不明だがリカちゃんクリアファイルも付いていた。…こういう非売品は綺麗に保管しておくべき物なんですかね?

・胡麻油

黒と白の2種類。普通の胡麻油。

・胡麻ドレッシング

要は胡麻ダレ。胡麻は好きだけど胡麻ダレは好きじゃないので毎年親戚にあげてる。

・胡麻せんべい?

4枚入り。せんべい、というか胡麻を固めたお菓子?うまいのですぐ食べ終わる。

・黒胡麻プリン

今年から追加。なのにまだ食べてない。はやく食べよう。

 ※6/17追記

まずい。甘くなり過ぎた胡麻豆腐みたいな感じで自分には合わなかった。来年は外して、どうぞ。

 

満足できる内容だけど今の株価で買えるかと言われれば…、無理。

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16年の夏から異様に上げているが現在は一相場終わった感のあるチャート。しかし指標的には狂った割高感

※優待株としての評価です。

はない。寿スピリッツの狂いっぷりと比べれば十分健全。

寿スピリッツ(2222)3月 17年 100株 - 白と緑が好き

 

ナンピン適性…2

100株→1000株。10倍ナンピンしかできないのはきつい。

 

優待品の質…4

生活必需品とお菓子でバランスが良い。

 

優待の継続性…5

自社製品なので問題なし。赤字になったら無配の方が先に来るタイプ。

 

1単元のコスト…2

現在50万を超えているのでかなり重い。優待内容からみて高くても30万台が適正価格に思える。

 

総利回り…3

優待品を額面通りに受け取れば2.2%程度。配当重視とは言えないが皆無というわけでもない。

 

総合的なおすすめ度…2

そこそこの総利回り、無借金経営という低リスク、生活必需品を含んでいるので人を選ばない、等のメリットはあるものの1単元が50万超えというのは厳しい。分割して20万台から買えればおすすめ度は3。

 

なおこの銘柄も寿スピリッツ同様に発送が早い。3月銘柄の中ではこの2社でトップ争いが出来るほど。

発送が早い会社って、なんかいいよね…。

寿スピリッツ(2222)3月 17年 100株

侍スピリッツ!?(難読)

そんなベタ過ぎるネタだけで購入してしまった。利回りは購入時すら良くはないし、値上がった現在では増配がまったく追いついておらずなおさら。コレクター買いの典型と言える。

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(何故か画像の向きが変更できない)

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 内容はお菓子メーカーなのでもちろんお菓子。

ラングドシャはチョコレートアレルギーなので食べれない。だが食べた母曰くまずいとのこと。なので長らく冷蔵庫内で放置されていたが最終的に母のダンス仲間にあげたらしい。

トーフィナンシェはおいしかったので3日で終了。

因幡の白うさぎはまあまあなおいしさで1週間で終了。

 

今になって思えば箱だけではなく内容も撮影しておけばよかった。箱だけではねえ…。

 

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指標的にはまともな投資家は絶対に買えないレベル。こんなの買えるのは優待コレクターだけだな!いや、現在の指標では優待コレクターでも尻込みするレベルですが。というか上場来高値更新中じゃないか!なんでこんなことになってるの…。

 

ナンピン適性…3

100株→500株→1000株。バージョンアップは2回可能だが1単元が重いのでそう気軽にできるものではない。

 

優待品の質…3

それなりにおいしい。しかし甘いものなので人は選ぶ。

 

優待の継続性…5

自社製品なので問題なし。赤字になったら無配の方が先に来るタイプ。

 

1単元のコスト…3

かなりコストは増したが50万以下なので平均的な額は超えているとは言い難い。しかしナンピンを考慮すると厳しい額かも。

 

総利回り…2

優待品を額面通りに受け取っても1%を切っている。無いよりマシレベル。

 

総合的なおすすめ度…2

総利回り以外の要素はいいのもあるが肝心の総利回りが低いので魅力は薄い。

もし現在値で買うのならナンピン前提の打診買いの覚悟がないと無理。しかしナンピンをするのに50%の20万程度まで下がったとしても追加で80万程度必要なので買える層もそれなりに絞られる。

 

ところでなんで記念すべき1回目にこんなおすすめできない銘柄を選んだんですかね…(自問自答)。

一応、この銘柄が他に勝る点はあるにはある。それは発送が3月銘柄の中で最速だったこと。2月銘柄でまだ届いていない物がある中、5月上旬に届いたのは優待乞食株主をを大事にしている意識の表れみたいで結構嬉しい。

まあそれぐらいなのですが。

見事暴落フラグを回収し無事死亡

こんな記事を書いてしまったため、これが

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こうなった。

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こんな新興株だけではなく日経も20000円を切ってしまったあたり多方面に迷惑をかけてしまいましたね。圧倒的過ぎるじゃないか暴落フラグの効果…。

今回はこんなどうでもいい株だったので問題ないとはいえ主力株がこうなってはたまらないので今後は買値は晒さずに淡々と優待取得報告をするだけにします。

資産運用についてのスタンス

資産運用についての記事が需要がありそうな気がしたのでなんか書いてみる。自分にとっても現在の状況を整理するのに役立つだろうし。

さて、資産運用といっても難しいことは何もしていない。

優待株収集

メインでやっていることはこれだけ。一応、配当株や外債も持っているけど優待株に比べたらおまけみたいな規模。というか優待株に全面移行する前の試行期間の残骸に過ぎません。配当株はともかくとして、外債に関してはチャンスがあれば同値撤退してスッキリしたいところだが…、そう上手くいかないよね(塩漬け)。なお、母が運用していた時代に買ったらしき(わけのわからない)投信も僅かにある。これも早く売りたいんだけどこっちは損切覚悟しないとダメっぽい。

ポートフォリオとしては

・優待株…70%

・配当株…10%

・リート(日本とアメリカ)…10%

ETF(日経225とS&P500)…5%

・外債(アメリカドルとオーストラリアドル)…5%

 

こんな感じでバランスを維持したいのだけどリバランスって難しい。実際は崩れまくってます。

 

そもそも何故優待株?

・再投資の配分を決めるのが面倒だから

売却益と配当金は証券口座に入るわけだがこれを実際使うには証券口座から引き落とさなくてはならない。これが面倒だし、どれぐらい引き落として良いのかわからない。再投資せずに全額引き落としでは資産形成できないし、かといって全額再投資ではディスプレイに映った数字でしかない。

この問題を解決してくれるのが勝手に送られてくる優待。これなら投資のリターンを得つつも再投資分も溜まるので楽。とはいえ優待だからといって無駄遣いするわけではなく、これによって生活費を浮かしそれを趣味に当てたり証券口座に入金したり銀行口座に預金している。

・低単元時の優待込みでの圧倒的利回り。

殆どの優待株は最低単現時に優待込みの利回りが最大になり、配当株並みやそれ以上の利回りが見込める。なので広く浅くで大量の銘柄を買い集めることで配当株を一点買いするよりも利回り同等のまま分散効果を高めることができる。

…というのが一応の名目なのだけど優待コレクターになってしまってからは低利回りであっても平気で買ってしまっている。流石に絶対使い道の無い物は買わないけど2%程度もあれば勢いで買うことはあります。中にはモスバーガーみたいな1%以下のもあるので要反省。ま、まあ銀行預金よりは高利回りだから(震え声)。

 

売買スタンス

バイ&アホールドを基本に優待廃止なら即損切り

※優待廃止のタイミングで利益が乗っていた銘柄はほぼ存在しておりません(涙)。稀に大株主重視で個人株主切捨て目的で業績が悪化していないのに廃止する所もありますがそういうのは利確となるけど…、レアケースです。

 優待改悪は改悪度合いによる、といった感じ。機動的な売買はしません。そんな才能ないし、心臓を悪くさせたくないので。市場でマネーゲームするなら家ゲで遊びますから。

 利確は優待廃止による強制決済以外ではほぼありません。基本最低単元しか買わないので株式分割して優待基準はそのまま、なんて展開にならない限り売れる株が無いのです。

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なのでこういう展開になっても放置せざるをえない、なんてこともあります。312800円の利益よりも年1000円分のクオカードと年2000円の配当を取る、そんな頭がおかしい人間なんです。

配当株なら利確できるのでは?となりそうなのだけれど

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こんな感じで安定収入源となると聖域化してしまって手が出せない。買値で計算すると4.8~6.0%の利回りになり、これは売れない…。

 

ファンダメンタル分析

世界中の頭のいい人達が公開(非公開も多いんだよなあ…)されたデータを解析しているのに自分の様な馬鹿が勝てるわけがないだろ!いい加減にしろ!と、思っているのでわりとどうでもいいです。

買うかどうかの基準なんて利回りと総投資額しか気にしてません。流石にPER100倍以上とかは引いちゃうけど、優待株だと良くあることなのでうろたえてはいけない。20万円以下なら突撃あるのみですよ。

 

テクニカル分析

おまじないは好きですか?自分は結構好きです。

週足で一目均衡表MACD、RSI、を見てます。とはいっても最大の購入基準である利回りと総投資額に比べたら大したものじゃありません。理解力についても昔にテクニカル分析本を軽く読んだだけなのでほぼ意味無いと思う。本当におまじないレベル。

 

以上が運用のすべて。他の投資はやってません。理由としては…

・クロス乞食

僕、乞食じゃありませんし…。

・FX

怖い。外債満期待ちでいい。

・外国株

外国の個別株の情報なんてわからない。ETFで十分。

投資信託

アクティブ運用はインデックス運用に絶対に負けるって偉い人が言ってたのでやらん。そしてインデックス運用ならETFでいいじゃん、と。

・ラップ口座

自分で運用しているのでいらないです。

・国内債権

利回りヘボ過ぎ。SBI債が定期的に出てなおかつ必ず買えるのならポートフォリオに加えますが…。ソフトバンク債ならよく出回るし利回りもいいけど会社が嫌いだから無視。

・定期預金

利回りヘボ過ぎ。普通預金と何が違うというのか?

・仮想通貨

技術的に理解できないのは当然として、これが普及して既存の通貨を喰ってしまう未来が想像できない旧人類なので手を出す気は無い。

 

以上、こんな認識です。

 

今後は個別に持っている優待株について紹介していこうと思うのだけど、その前に優待株特有の評価基準と買い方について解説。

ナンピン適性

いきなりですがこれは自分で作った造語です。これが一番この現象を言い表せている言葉だと思うんですがどうしょうか?

優待品のバージョンアップは何株持っていようと一律な配当金と違って一定の段階を踏んでいる。

100株→500株→1000株…

なんてのが一般的。なのでナンピンするときはこのバージョンアップする株数まで買うのが総合利回りを維持しつつ取得価格を下げられるもっとも効率がいい方法。これが100株だけでバージョンアップの余地が無い株や、

100株→1000株

みたいな10倍ナンピンを強いられる株だとナンピン適性が低い、ということになり優待株としての評価が下がる。

このナンピン適性が最強だと思うのがヴィア・ホールディングス(7918)。

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これなら自分の資金力に合わせてナンピン可能。もちろん1000株以降は出来ないし、なによりこの会社の将来性や財務がアレ過ぎて総合的にはオススメ出来ない株。しかし、同じような高配当だが将来性と財務ボロボロなコロワイド(7616)もまだ生きているし、多少はね?

あ、もちろんナンピン成功したら優待取得可能な株数を残してナンピンした株は全部売るように。常に余力を残さないといざというという時身動き出来なくなるよ!

 

家族名義で時期ずらし買い

上記のナンピン適性の低い株が大幅に下落してナンピンしたくなってしまったら…、家族名義で買う。そして値が戻ったら高値で買った方を売れば安値で買った方が残る。これなら優待維持と安値維持を両立可能。

…ずらして買った株がもっと下がったら?そのときは3人目投入で…(泥沼)。

とにかく優待株投資は家族の絆が重要なのです。だから優待株投資を始めれば家族仲もきっと良くなる!多分…。

 

こんな感じですね…。

 

 

祝!日経20000円再来となったので16年のアメリカ大統領選頃に書いたけどお蔵入りとなってしまったこの記事を復活させてみた。

なんでお蔵入りとなってしまったかというと株価が上がってしまったから。なんか高値圏の時に株について書くとか暴落フラグみたいで嫌じゃないですか?なので大暴落した大統領選の日にこれでようやく誰もが株なんてやってられん時代が来るな!と思い書き始めたわけですが翌日からの流れは皆様ご存知の通りなわけでお蔵入り続ける毎日。だったのだが今回20000円突破ということで当初の理由が馬鹿らしくなってきたのでフラグ覚悟で復活。本当に強い相場ならこんなフラグなんて効かないでしょ(震え声)、という過信はあります(自戒)。

 

ところでお蔵入りの時間が長過ぎて記事内で取り上げたヴィアHDの優待が改悪

※額面は2倍になったけど1000円会計毎に500円引かれる割引券に変更。

されてますね…。書き直そうかと思ったけど優待改悪の空気感を伝える良い例だと思いそのままにしました。こんな感じで優待も配当同様変動するものなのでそういう場合を想定し、覚悟(損切)を持って投資しましょう。なお自分は300株を微益で撤退できました。改悪前の権利も一回取れたので十分な結果かな。

 

今後は優待品が届いたらそれを紹介する一般的な優待株ブログ的なことを少しやっていこうかと思います。