歴代据え置きハードの感想 FC世代
これまでに使用してきたハードの思い出を晒してみる。なお、FC世代より前のハードについては年齢的に知らないのでキャンセルだ。
多分、父が買ってきたのだと思う。実際にいつ買ってきたのかは不明。物心ついた時には既に合ったので購入したという思い出の無い唯一のハード。
生まれて初めてテレビゲームというものを教えてくれたハードであり、その後の人生を決定付けたハード。普通の人間なら成長すると共に他の趣味の比重が多くなったり無趣味となってゲームからは卒業するものだが今でもまったく衰えず。生まれてすぐにゲームを趣味としだした純粋培養ゲーオタだからね、仕方ないね。
そんな記念碑的なハードなのだが実はそう良い印象は無かったりする。理由としては
・ACアダプタが壊れやすい
1年に一回は壊れていた気がする。当時のテレビへの接続端子であるRF端子も壊れやすかったがこちらは電源なので致命的。当時は設置しっぱなしではなく、1回のプレイ毎に片付けるように躾けられていたのでそのせいなんだろうが、それでも壊れやす過ぎなのでは?
・低スペック
実の所、この世代では後述するPCエンジン(huカード)のプレイ経験があり、それと比べてしまいこの様に感じていた。現在ではFCは発売当初は圧倒的な高スペックとされているが当時はそんな印象はまったく持てず、ゲームに熱意の無い一般大衆向けのハードと思い込んでいた。ゲーオタならPCエンジンだろ!と。
ゲーム自体の作りこみはFCゲーの方がしっかりしているものが多かったのでゲームの本質を理解できないグラ重視厨の片鱗はこの当時からあったのだろう。しかし、作りこんだ名作は多数あれどそれを遥かに超えるクソゲーを量産したのもFCの事実。不運にもクソゲーを引いてしまった友人の悲しみを目の当たりにしてきた者としてはFC時代こそがゲーム黄金時代とはとても思えない。
以下思い出深いソフト
・ドラゴンスピリット 新たなる伝説
マリオでもなくグラディウスでもなくこれを一番手に持ってくるとかこの時点で既に王道を往く資格など無かった(悟り)。なお、巫女と妹要素があるのでギャルシュー認定不可避。
・ドラえもん ギガゾンビの逆襲
なぜDQやFFでもなくこれが初RPGなんだ(困惑)。まあ、良ゲーなので後悔はしていませんが。けどbiim兄貴の動画で見直すと結構クソい所もありましたね…。
・スーパーマリオブラザーズ1と3
もちろんこういう王道ゲームだってプレイしたけど、多くの人の家にもあったのであまりありがたみを感じなかった。楽しいは楽しいんだけどこんなゲーム持ってるよ!というオリジナリティを発揮できないのでは思い入れを持てない。
・パロディウスだ!
未購入だが友人宅でプレイ経験多数。AC版からのあまりの劣化ぶりにこんなのパロディウスじゃない!と怒っていた記憶がある。
親戚宅で見かけ、FCからのグラの向上っぷりに感動して買ってもらった記憶がある。ソフトは少ないし、周囲の友人とも話しは合わないので大変だったが個人的には満足してた。致命的だったのは情報の少なさ。これにより殆どのゲーム情報を知らないまま次の世代に行ってしまい、その後PCエンジンを起動することは無かった。せめてドラゴンセイバーの情報が耳に入っていればきっと購入したと思うのだが…。
購入ソフト数も僅か3本と極小であったが、親戚宅でプレイした数はかなりのもの。ただ、深くやり込んだ訳ではないのでおぼろげな記憶しか残っていない。
以下購入ソフト
PCE版も購入するとは相当好きだったらしい。ゲーム的には難易度がFC版より上昇していて未クリアで終わったがAC版に見劣りしないグラが家で見れるのには興奮した。
たしか友人宅でFC版をプレイして面白かったのでその上位版なんだろうとPCE版を購入した、のだろうと思う。だが高難易度だったので未クリア。
・ドラえもん 迷宮大作戦
またしてもドラえもん。唯一クリアできたPCEのゲームということで印象に残っている。今となってはドラえもんが
穴を掘って敵を生き埋めにして殺す
というダークな設定が魅力的なゲームといえる。
以下親戚宅でプレイ経験のあるソフト
・カトちゃんケンちゃん
・R-TYPE I・II
・ファンタジーゾーン
・改造町人シュビビンマン
・究極タイガー
・PC原人1・2
・イメージファイト
これだけ遊べたんだから悪いイメージは無いです。
存在を知らなかった。というかセガがこの時期にハードを出していたのを知ったのはネットで色々調べられる様になってからだった。
総評
PCEに憧れ、FCで妥協していた世代。その妥協しつつも遊んでいたFCではことごとくメジャーゲーを避けてしまうという将来を暗示する行動を取っていた。DQ、FF、ロックマン、くにおくん、に全然興味を示さないというのはお前精神状態おかしいよ…。
しかし、本当に誰も知らないマイナーゲーには手を出していない。常に中堅どころを狙っている感じ。