白と緑が好き

トロフィーをメインにフィギュアとアニメも少々なブログ

アニメ雑感

①ローゼン
自分はカリフォルニアロールを本場の寿司だと思い込んでいた外人でした。で、その外人が生魚とわさびが入った真の本場の寿司を食べました。その結果は…、受け付けなかった、と。
旧アニメをカリフォルニアロールに例えたカキコを見つけて実にしっくりきたのです。ああ、あれは徹底的に受けやすくアレンジしたものだったんだなと。今なら原作派(これも旧原作派、と言うべきか?)が旧アニメを受け付けなかった気持ちもわかる。旧アニメの圧倒的なわかりやすさ(萌えとバトルに少しのシリアス、BGMも派手で自己主張が強いタイプ)に一般受け狙いウザイ、的なものを感じ取っていたんでしょうね。けど旧アニメと旧原作との剥離も新アニメと旧アニメ・原作との剥離と比べたらそう強くは無かった気もする。旧原作にも旧アニメ程でもないにしろユルいシーンは多かったし、だからこそ旧アニメファンの自分でも普通に読めたんだし。しかし新アニメは…。3話まで見たけど常時シリアスで息が詰まる。ここからギャグ展開は無理なんだろうなあ。だいたい作画の画風からしてシリアス仕様だし、やられても違和感しかないか。
なお新版については原作は買ってあるけど読んでません。旧版同様アニメの補完的に使いたかったので。それに未読の状態の方がアニメでのライブ感が強まると思ってたので。ただ、新アニメがここまで盛り上がりしにくい仕様だったのは予想外。ディープな原作ファンが深く静かに楽しんでいる、といった感じ。これはこれでいいんだけど、これでは旧アニメ版みたいな流行は起こせないだろうなあ。いや、そもそも流行を起こしたことが間違いだったのかもしれない。人形とダウナーな人間の物語なんてあまり表に出して騒ぐものでも無かったのかもね。
以下各バージョン事の傾向比較(10点分割)
     萌え ギャグ・ネタ バトル シリアス ホラー
旧アニメ   4       2    3     1    0    
旧原作    2       2    2     3    1  
新アニメ   0       0    1     7    2
新アニメ、まだ3話までだけどこのシリアス度の高さは…。思い入れの無い作品だったら既に切っているレベル。けど完走はしますよ。
②ネプ
今期最強。こういうまったく薬にならない作品を待っていた!はっきり言って内容は何も無い。ただのネタを撒き散らしているだけのネタアニメ。それゆえ何の構えも無く見れるし、ながら視聴にも最適。アニメは軽く見てればいいのよ、なタイプなら見るべき。というか原作がやりたくなってきたんですが。
③わたモテ
今期二番。ネプと比べてだいぶ毒が強いので注意が必要だが今の所問題無し。ニコ生の実写パート、といいうわけでもないが中の人の顔出し番組も面白かった。ラジオも聞いてみるか。
④ミルキィ
どうすればいいんですかねコレ…。原作派にもなんか違うみたいだし、アニメ派にはカオス成分の供給が絶望的。そんなにカオス成分をゼロにしたかったのならローゼンみたいに原作派を徹底的に喜ばせればいいじゃない。所詮は新人の販促アニメだったか…。