(PSVITA)オメガラビリンス -7 コンプしたので感想の続き
・テンポ
非常に悪い。色々ともたつくのでストレスが溜まる。具体例を挙げると
モンスターフロア開始時…
一呼吸してからでないと操作を受け付けない。警告音からのモンスターフロアBGMへの変化までの間の無音期間が操作不能時間なのだがそれが微妙に長い。
一部の武器を装備しての攻撃…
まあ電マランスのことなのだが。この武器、序盤では大いに役立つのだがエフェクト時間が絶妙に長い。他の武器はそうでも無いし、射程2~3の武器を振るとその射程分罠チェックを行ったりしてくれるので中盤以降は罠探しもそれほど苦ではなくなるのだが、序盤の主要武器がこれだと印象が悪い。
ステ異常エフェクト…
長い。特に4つものステ異常が付く狂乱の罠と動くたびにダメージモーションが入る毒の状態異常はこのゲーム最大のイライラポイント。これらをほぼ無効できるようになる罠無効のセットボーナスを得られる
れいのひも+羽毛のパンツ
入手後は一気にテンポが改善されるので是非お試しあれ。
…ってこれらを入手できるのは達人の塔と不思議の女学園クリア後なのでトロフィー目的でなければゲームが終わっているんですけどね。
罠や敵からのステ異常だけではなく味方へのステ強化ももちろん長い。これ系のやつは一応必殺技みたいなものなので仕方の無いことなのかもしれないがイライラはする。
鑑定…
スキップしても画面切り替えが長い。そのせいでオメガパワーが余っていても必要なものを鑑定後は未鑑定のまま放置で進むこともしばしば。というか使いどころの少ない薬や本が多過ぎるんだよね。
魔法系エフェクト…
味方の、敵の、罠の、すべてが長い。しかも別に綺麗なエフェクトではない。なんでこんなローポリエフェクトの描写に時間かけているんですかね…。
不思議の泉…
ダンジョン攻略中に不要アイテムをオメガパワーに変換出来る唯一の手段であるので、いわゆる店みたいな存在なのだがとにかく処理が長い。一括投入ができないので全て1個1個投げ入れないといけないし、最悪なのがアイテム吐き出しとモンスター出現時の待ち時間。これが凄まじく長くて嫌になってしまう。
そしてこの施設を使わなくても別に問題無い難易度であることに気づいてしまうと一切使われなくなる不遇な施設でもある。
・サポートキャラ
任意に必殺技を使わせることができないので使用タイミングがシビアでなくてもいいなこ以外のキャラを使用する意味がない。一応、最終盤で腹減り軽減の特殊効果を入手できた後なら満腹度にあまり気を使わなくていいので他のキャラでもいいのかもしれないが、それでも
地理(フロア到達時、たまにミニマップが全て表示される。)
を持つ真理華以外のキャラの出番は効率上ありえないだろう。サポートキャラの必殺技を任意に使用できる、というかマニュアル操作できる命令があったのなら編成のバリエーションも増えて楽しくなると思うのだが。
作戦名 めいれいさせろ
同画面内のみ有効でメインキャラの操作が終わった後にサポートキャラを自由に動かせる。アイテム、必殺技の使用も可能。
こういうのがあったらね…。
・キャラ性能差
最終盤まではメイン真理華、サブなこの組み合わせが圧倒的に安定。罠無効化を出来るようになったらメインを愛那か美玲 に変更してもそう効率は落ちず、腹減り軽減を入手できたのならサブを真理華にすることも可能、というのが効率最優先編成。紗衣里の出番は…、無さそうです ね。全体攻撃も無い、満腹度回復も無いじゃ戦力になんないんだよ(呆れ)。
・モンスターフロア
ハウスではなくフロア。なので探索中にモンハウに踏み入れてしまった!という状況は存在せず、常に開始時に大部屋タイプのモンハウしか存在しない。通常、大部屋タイプのモンハウとか一番対処しにくい型なのだが、このゲームでは全体攻撃手段が豊富なので余程のことが無い限り正面突破可能。なのでお手軽に大量の敵を撃破できて経験値、オメガパワー、アイテムを大量入手できるボーナスフロアみたいな扱いになっている。
…いくらなんでもモンハウがこんな扱いでいいんですかね?モンハウっていうのはもっと絶望感漂うものなんじゃあ…。
・名前変更
鑑定せずともアイテムの正体が判明したときは名前変更でオメガパワーの消費を抑えるのが基本、なのだが…。名前変更しても未鑑定品と文字色が変わらないので微妙に見難い。なんで鑑定品、未鑑定品、名前変更品、で3色用意してくれなかったのか?VITAの名前変換予測が非常に有能なのでパッドでも高速で入力できるのは良いのだが。
・合成時のランダム要素
特殊合成して出来る装備品のスロット数と特殊効果はランダム。よって目当ての物が付くまで繰り返さなければいけない。しかも合成時にオートセーブされるのでPSplusに加入していないと毎回運が試される。この辺はソシャゲガチャっぽいですね。まあPSplusならばロード出来るので十分な試行を行える程の素材となる装備を持っていれば楽にレア特殊効果を入手できるのだが。
…な筈なのだがそれでも生半可な回数では出ない超低確率特殊効果の魔法反射というのがある。あまりにも出ないので諦めたけど出れば相当楽出来ただろうな…。別に無くても問題ないですけどね。
・無明の洞窟
この一歩下には階段があります。見えませんね?
こんな視界最悪迷路(オートマッピング機能無し)が6~10階まで続き、帰りもあり、シニガミ系に壁の中から嫌がらせをされるだけのクソダンジョンを11回クリアしろ!
(このトロフィーの設定者は)じゃあ、死のうか(暗黒微笑)
・罠の視認性
全ての罠は白色で表示される。よって床の色が白いダンジョンでは…
こうなる。ミニマップに表示はされるし、別にまったく見えないわけでもないのだがこれはどうなのか。罠の色を変えるのが面倒なら白い床だけはやめるとか思いつかなかったのか…。
・悶絶香強化
手動でも増加量がほぼ変わらない小サイズのとかPSplusセーブデータ預かりで特定のキャラの悶絶香強化MAXをする時は手動時の増加量を捨ててスキップするのだけどやっぱりスキップしても遅い。まとめて使用できない上に1回ごとに画面切り替えが発生するので鑑定スキップと同様の時間がかかる。
売りの悶絶香強化時のCGも…。これ絶対差分まだあるよね?というのがあるので手を抜かれている様な気がする。悶絶覚醒のトリガーアイテムは各自2種類あるのに差分は通常時と覚醒時の2個のみ。これはどう考えてももう一段階あるべきなのでは?
まだ余力はありますよね?(ゲス顔)
なお美玲は4種のCG全てで発展の余地は無い。やっぱり
美玲 is GOD
・総評
ローグ系としてもトロフィー的にもかなりクソいゲーム。トロフィーに関してはレア度はそれなりに高いので珍しい物が欲しい人には向いているが無味乾燥作業なのは覚悟すること。
現在のコンプ率は1.4%。十分にレアと言えよう。技術的な賞賛はまったく受けれないが。
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キャラが気になっている人は設定資料集で満足するのが一番です。シャイニングシリーズと同じですね。キャラ同士の絡みが見たければアンソロ本でも合わせて買えば良いのではないかと。
不思議のダンジョン 風来のシレン5 plus フォーチュンタワーと運命のダイス
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こんなダメダメなローグ系をプレイしてしまったので口直しに本家をプレイしおかなければならないかなあ、と思うようになってきた。本家がどう進化しているのか興味が沸いてしまって。とはいっても他のゲームが詰めてるし、ゲーム性はともかくトロフィーの作業度が凄まじいらしいので作業に疲れた今の自分にはとても手を出せる状況ではない。けど、いつかはプレイしておくべきなのだろうか?
ボロクソ評価だけど美玲が可愛かった(萌豚並感)のでクソゲーから微妙ゲーに昇格。それと中の人に仕事を!
(ずっと前からモブキャラばっかりっていうのは)まずいですよ!