AFC-HD アムスライフサイエンス(2927) 2月・8月 17年 500株x2
一般的な知名度は皆無だけど優待株をやっている人なら誰でも知っている、そんな会社。
サプリメント、化粧品、野菜ジュース、等の製造をしているがこの社名の付いた商品を店頭で見かけることはまずない。もっともあったとしても一般的な知名度が皆無な会社の商品をわざわざ選ぶ人など殆どいないだろうが。裏方に徹している会社の模様。
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株主優待カタログ|健康食品・サプリメントの受託製造(OEM)メーカー AMS
自社商品カタログから金額分を選べるタイプで選択の自由度は極めて高い。今回は
・新バージョンにリニューアルで処分価格となった旧野菜ジュース
・母の要望でDHA
・冬場の冷え対策に生姜サプリ
としてみた。…届いてから気付いたが生姜サプリ、冬場の冷え対策なら8月権利分で貰えばよかったじゃないか。これから夏なのに使い道ないよ…。それ以前に薬の副作用による冷えに効くのか疑問。
野菜ジュースは非常においしいかった。いわゆる高級スーパー、デパート、通販限定、等でしか手に入らない高級ジュースを思いっきり飲めるというのは実に爽快。こんなの自腹
※優待もリスクは取っているのだから自腹なんだよなあ…。
だったらチビチビとしか飲めないし、それ以前に買えない。次の権利日では処分価格とはなっていないだろうけどまた頼みたくなるおいしさでした。
業績なんて関係ねぇ!優待株人口が増えたから値上がっているんだ!…そんな感じのチャート。権利日付近での出来高激増と権利落ちの激しさからこれぞ優待株の王道を往く銘柄。
この会社の成長性?知らん!優待が貰えればそれでいい!
…多分そんな邪道投資家しかいない銘柄だと思われます。
そんな邪道銘柄なのに指標的にはおとなしめなのが謎。こんなのPER100倍超えでもおかしくない雰囲気なんですが意外と健全。つまりまだ値上がり余地はあるってことだな!(買い煽り)
ナンピン適性…3
(100株)→500株→1000株
一応100株から優待はあるが金券ではなく割引券なので実質500株から。
2倍ナンピンのみとなるが大半の優待利回りと違い最低単元時の500株よりも1000株の時の方が利回りが上がるという特性を持つので最初から1000株で行きたくなってしまう誘惑性能を持っている。慎重な投資家であれば1000株は我慢してまずは500株で様子を見るのが正解。優待品の量が物足りなければ家族名義での買い増しでカバーしましょう。
なお自分は優待品の質に満足してしまったので1名義分は1000株まで買い増ししてしまった模様(自爆)。自分からナンピン余地を潰していくのか…(困惑)。
優待品の質…5
量も質も自由度も大満足。
優待の継続性…5
自社製品なので問題なし。赤字になったら無配の方が先に来るタイプ。
…赤字、来そうな雰囲気はありますけどね。そうなったら優待減額かな?万が一割引券のみとなったら即損切しますがそれは会社の方も理解しているだろうし、そうなったら倒産間近ということなんだろうな…。
1単元のコスト…3
40万程度ならまあ普通。
総利回り…5
500株でも5.96%、1000株なら驚愕の8.33%!
優待株の鑑といった感じで素晴らしい。
総合的なおすすめ度…4
圧倒的な総利回りと優待品の質で最高評価を与えたい所だが、会社の成長性という投資における本来ならば最も重要な所に不安があるので4、とします。
この銘柄紹介記事でようやくおすすめできる銘柄となったわけだけど、基本的に邪道な銘柄なのでこれを買ってしまった時点であなたも邪道投資家になってしまったことを受け入れなければならないことは理解して頂きたい。
そもそも日本株自体が邪道なんですけどね。王道を往く投資家はアメリカ株しか買わないってそれ一番言われてるゾ。