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(PSVITA)ToHeart2 ダンジョントラベラーズ -6 コンプしたが…

うーん、微妙なゲームだった。
まずラスボス戦だが4人クラウンと溜め込んだマンドラゴラの四葉の前には作業でしかなかった。正直強化し過ぎたと思う。クラウン化しなくても半分の+25程度のボーナス値でも十分最速行動が出来そうな気がするし、無駄な作業だったか。状態異常対策が不安だったがそもそも最速行動に加えマズルカと鳳凰が効いてればかなり動かなくなるからもし状態異常をくらっても回復は容易だと思う。というかマンドラゴラの四葉の効果が入手難易度の割りに強力過ぎる。これじゃあビショップが最終盤で不要になるはずだよ。2では回復魔法に上限が設定されてしまって更に弱くなっている感じがするし、どうしようもない職なんですかね?
ともかくコンプはしたので早速2に移行する。戦闘やシステムのバランスに関しては2をコンプしてから語ろうと思う。この初代は所詮おまけゲーであり、2の為の習作でしかないのだからいちいち語るほうが野暮というものだろう。…けどシナリオとBGMは言わせてもらいますよー。
・BGM
戦闘曲は全てのボス戦、1〜10層までの通常、11〜12層の通常、20層の通常、が好き。けど全体的に曲自体が短くてあっさりしている。量自体は凄いが質はイマイチ。
ダンジョン曲は1〜3層、戦闘解放区、これ以外は良くない。暗かったり存在感が無さ過ぎたりで燃え要素が無い。よって手動カスタムサントラばっかり使ってた。
イベント曲は…、ないです。そもそもイベント自体が存在しないようなものなので評価不能。
・シナリオ
無かった、本当に無かった。結局最後まで何でこの事件が発生したのかの説明は無し。アンラマンユ倒したらノートパソコンをもらえたのでそれで帰った、これで終わった。流石にこれは…。こんなのだったらまーりゃんがラスボスでいいよ。あのバランスブレイカーな性能も裏切りラスボスだったのなら納得できるでしょ。ゲームの王道だよね、強過ぎるキャラが裏切るのって。というかギルティレクイエムとアンラマンユに会話すらないのは本当にどうかと。会話の無いラスボスってなんなの?宇宙怪獣か何か?
仲間間での会話がほぼ皆無。基本的にオープニング、加入時、イルファ撃破時、エンディング、の4箇所でしか通常のゲーム的な会話が発生しないのは想定外だった。進行度によってギルドに帰ると会話が始まるとかあるものだと思っていたのだがそんなものは無かった。というか地震発生時に主人公の独り言だけで済ますのではなくて仲間と会話でもさせればいいのに。この仲間の存在感の無さを補う為にサブイベントがあるのだろうけど完全ノーヒントなのに条件がシビア過ぎて事前情報が無ければ序盤でしか見れない上に少し喋って終わるものしかない。こんなのじゃとてもキャラゲーとして合格点に達してない。
総評としてはクソゲーと普通ゲーの間の普通ゲー寄り、な評価に終わった。戦闘に関してはかなり楽しいのではあるがキャラゲーとして致命的な箇所が多過ぎる。正直シナリオにToHeart2キャラが殆ど絡まずほぼすべて女の子モンスターとのラッキースケベだけで構成されているのを知っていたのなら買わなかったよ…。